【現役で利用中】SEE/SAWヘアケアシリーズの口コミ評判を理容師が徹底解説

これから、「SEE/SAWヘアケアシリーズを使ってみようかな？」とお考えですね？SEE/SAWヘアケアシリーズは業務用向けなため、手が出しづらい商品ですが口コミの中には「7年間利用した結果これ以外使いたくない」「匂いがよく大人っぽさが出る」「髪質がよくなった」など、高評価が多い商品です。


とはいえ、利用したことがない人からすると「本当に利用価値があるの？」「市販に比べて高額だから手が出にくい……」などの思いがあり「勧めれてもな……」と思っている方も多いと思います。


そこで、今回はSEE/SAWヘアケアシリーズの口コミ評判からメリット・デメリットを「実店舗で利用している現役の理容師」がマルっと解説していきますので本記事を参考に購入を検討してみてください。

SEE/SAWヘアケアシリーズの概要

SEE/SAW(シーソー)ヘアケアシリーズは、Lebel(ルベル)が提供するサロン専用のヘアケア商品で、フリーアナウンサーでタレントの田中みな実さんが愛用していることで話題になった商品でもあります。

　全てはあなたが輝くために

Lebelは「すべてはあなたが輝くため」をコンセプトに、美しさを求めるすべての人の想いに応え、「一人ひとりを輝かせたい」という願いを込め、サロンとともに歩むことを掲げています。

光を味方にするSEE/SAWテクノロジーで髪に輝きを

「光を味方にする」をキャッチフレーズにしているだけあって、「透明感のあるやわらかな印象の髪艶」を実現するために反射の法則をヘアケアに生かした最新テクノロジーがSEE/SAWヘアケアシリーズの特質した特徴でもあります。

厳選された60種の香り成分

シトラスをベースに、ミモザやピオニーなどの花々がみずみずしい彩りを与えながら、シダーウッドとクリアアンバーの落ち着いたラストノートがやさしくほのかに持続し風を受けてふんわりと印象良く香ります。


当店でSEE/SAWシリーズを利用した方の多くが「いい香りですね♪」という声があり、「周囲の人からいい匂いがする」と言われるぐらい非常に香りのいい商品です。

　輝きと香りは共通成分

そんなLebelから販売されている人気商品のSEE/SAWヘアケアシリーズは2022年時点で全8種類あり、全ての製品に「髪を反射させる最新テクノロジーと60種の厳選された香り」が組み込まれています。


事項からシャンプー、トリートメント、オイルについて口コミ評判を交えつつ詳しく解説していきますので、SEE/SAWヘアケアシリーズを検討中の方は参考にしてみてください。

SEE/SAWヘア＆スキャルプシャンプー

SSEE/SAWヘア＆スキャルプシャンプーは「BALANCE(バランス)のB」「SMOOTH(スムース)のS」「TIGHT(タイト)のS」に分類され、それぞれ特徴が異なります。

BALANCEタイプB

あるシャンプーに変えたら1週間で頭が痒くなってきて、美容師さんがオススメって言ってたシャンプーのbalanceのミニサイズ を購入しました。2回使っただけで髪サラサラに！髪質むっちゃ変わります！本当にオススメです。

基本的にヘアサロンで勧められるのはBALANCEタイプのBが多く、店舗で利用する率も高い傾向にあります。


名前のとおりですが、バランスが取れたシャンプーなので万能タイプになり人を選ばないで使用することが可能です。

　BALANCEタイプの特徴

髪の質感などを選ばず利用でき、誰が使っても問題ありませんのでSEE/SAWヘアケアシリーズに悩んだらBALANCEタイプがおすすめです。

SMOOTHタイプS

美容師の友人に勧められた大容量の詰め替え購入もなくなくなってしまう…市販のシャンプーだとまとまらない年頃の髪(笑)こちらはサロン専売とのことで、流石優秀でしたドライ後のサラサラ、艶々具合に感動細くて猫っ毛なので効果が分かりやすいのかもですが泡立ち良く、引っ掛かりなどもなく◎

SMOOTHタイプは、質感的に1番軽めのシャンプーになりますので、「サラサラ、つるつるの髪になりたい」「根本をふんわりさせたい」という方におすすめです。

　SMOOTHタイプの特徴

上記の特徴があり、「ボリュームが出ない・毛の絡まりが気になる」という方にフィットするシャンプーになります。

TIGHTタイプT

元々顔周りのクセが強め、内側の髪が緩やかなウェーブ、表面の髪型ストレートというなんとも面倒な髪質。。
くせ毛特有のパサつき、そしてカラーによるダメージのパサつき、ハイライトも入れているので髪がパッサパサ…
産後によるホルモンバランスの変化で後頭部のクセが更に強くなっていると美容師さんに言われました。
パサつきを抑えたい！うねりも何とかしたい！ということでタイトを購入。
結構しっとりします。
しっとりするけど根元がペタンとすることもないです。
完全にではないですがパサつきもだいぶよくなり、髪がうるうるになってきました。
うねりはさすがになくならないですが、ちゃんとまとまっていい感じに。

TIGHTタイプはSEE/SAWヘアケアシリーズの中でも最も重ためのシャンプーになり、とにかく広がりを防ぎ、髪にまとまりが欲しい方におすすめです。

　TIGHTタイプの特徴

根本や毛先の膨らみを抑えつつ、キレイなシルエットを作りたい方は理想的な髪に仕上げることが可能です。

SEE/SAWヘアトリートメント

SEE/SAWヘアトリートメントは、シャンプー同様「BALANCE・SMOOTH・TIGHT」の3種類があり、髪質ごとの性質の違いの研究から最適な脂質ケア成分をブレンドし理想の質感へと導きます。

すっっごく良い！髪ってこんなに柔らかく、しなやかに軽くなるんだ。って日々感動です。風が吹いた時に髪が根元から360度にサラサラサラーっとなびいた時の初感覚は衝撃的でした初日は夫君に内緒でこっそりと使い始めたのですが、ドライヤーで乾かした後にすぐ(この時点で今まで使ってきたのとは違いすぎてビックリ)「あれ？髪どうしたの？なんか光り方がすっごいキレイなんだけど」と即気付かれました。

上記のとおり口コミも良好で、女性なら誰もが手に入れてい「天使の輪ができた」という方もいます。

SEE/SAWヘアトリートメントの効果

SEE/SAWヘアトリートメントにはどの種類にも上記の効果があり、CMC補強成分として浸透性の高いナノカプセル化高抱水トリプルセラミドも共通して配合しています。

　セラミドとCMCの関係性

セラミドは、CMC（Cell Membrane Complex）と呼ばれる細胞膜複合体の約50%を占める主要構成成分として存在しており、毛髪の最外層であるキューティクル（毛小皮）とコルテックス（毛皮質）の接着に貢献する非常に重要な成分です。

　セラミドは髪の毛に重要な栄養素

セラミドは、細胞同士や髪内部の水分を繋ぎとめる役割があり、セラミドをしっかりと保持することで乾燥や外部刺激から髪を守り潤いを保ちながらキレイでまとまりのある髪の毛をキープすることができます。


キューティクルを守る役割がセラミドにあり、ここが崩れると髪の内部まで痛みが進行し「カサつき・乾燥・切れ毛」などのトラブルになっていまします。


つまり、髪の毛をキレイに保つためには表面であるキューティクルを守る必要があり、キューティクルを守るにはセラミドは欠かせない存在になります。
そのため、髪のコンディションはセラミドの状態によって左右されると言っていいでしょう。

セラミドが足りていない髪の毛は老けて見える

肌でも言えることですが、水分が不足し乾燥している人は老けて見えますよね。
髪も同じで、セラミドが欠けている髪は、潤いを保つことができず常に乾燥し外部刺激を受け続けている状態なので髪に元気がなくなります。


髪はその人の印象を決める重要な要素なので、元気がないと「なんだか老けて見える」「もっと年上かと思った」といった印象を与えてしまいます。


また、セラミドが欠けている髪はバリア機能が弱まっているため、ちょっとした刺激でトラブルが起きやすくなりますので、保湿とバリア機能においてもっとも重要成分のセラミドは髪を健康でキレイな状態を保つためには必須になります。

SEE/SAWヘアトリートメントは髪を保護し元気な髪に仕上げる

では、そんなSEE/SAWヘアトリートメントがなぜ髪を元気にしキレイな状態に仕上げることができるかというと、「セラミドNP・セラミドAP・セラミドNG」の3つの成分がポイントになります。


SEE/SAWヘアトリートメントでは、これら3つの成分をバランスよく配合することで理想の髪質である「潤いを残しつつキレイなまとまりのある髪」に仕上げることができます。

　 3種のセラミド効果

上記の効果を髪に与えることによって、キューティクルを守り潤いのあるキレイにまとまった髪を手に入れることが可能になります。


また、pH数値も「BALANCEでは3.7」「SMOOTHとTIGHTでは4.0」と弱酸性なのでとてもキレイな仕上がりにすることができます。


数字で言われても意味不明だと思いすが、pH数値が低ければ低いほど、キューティクルが閉じてしなやかな仕上がりになり、高いコンディショニング効果が得られます。


各製品のpHを知ることは難しいですが、「基本的に品質や効果の高いものほどpHが低い」という認識でOKです。

同じタイプで使うのがベター

同シリーズのシャンプーと一緒に使用しています。やっぱり同じシリーズでライン使いするのが一番いいかなって思います。
仕上がりはさらっしっとりという感じで重たい仕上がりにはならないと思います。

口コミでもあるように、トリートメントの選び方は同じタイプを使うことで効果がアップしますので、当店では先にシャンプーを選んでいただき同じタイプのトリートメントを使うことをおすすめしています。


また、「トリートメントはSEE/SAWを使うけどシャンプーは他の商品」という使い方はおすすめできません。


基本的にサロン製品は、同じ製品に合わせて原料を考え構成されているので、最大限に効果を出すためには同じ製品かつ同一タイプを使うほうが効果があります。

SEE/SAWクリアオイル

SEE/SAWクリアオイルは、光で印象を操りスタイルに合わせて印象が際立つ透明感のあるスタイルにするには欠かせないアイテムになります。

今までミルボンのトリートメントを使っていましたが最近美容師さんにすすめられてこれにしました。
とてもツヤツヤサラサラになるので気に入っています。
リピートすると思います。
香りもくせがなく優しいいい香りでおススメです。

上記の口コミのように、オイルに求める「ツヤ感・サラサラ感・香り」は好評で、SEE/SAWヘア＆スキャルプシャンプーとSEE/SAWトリートメントと併用することで抜群の輝きを出すことが可能になります。

SEE/SAWクリアオイルの特徴

オイル成分の分子量の違いによる機能特性に着目し、動き、まとまりのあるスタイリングに仕上げ、オイルなのにベタつきが少なくやわらかな感触をつくる「高保湿シュガースクワラン」を共通配合しています。

　 シュガースクワランとは

シュガースクワランとは、サトウキビから抽出した糖を発酵させて作られ、植物オイルの中でも純度の高い高品質オイルです。
サトウキビは再生可能な植物原料なため環境にも優しいオイルで、近年注目を集めている原料になります。

　 高保湿シュガースクワランの特徴

上記の特徴がある中で、「美しい動きのあるスタイル」や「まとまりのあるやわらかいスタイル」を作ることが可能になります。

2種類のSEE/SAWクリアオイル

そんな高保湿シュガースクワランを共通配合するSEE/SAWクリアオイルには2種類が販売されていますので、作りたい髪に合わせて選んでみてください。

　 SEE/SAWクリアオイル♯

やわらかく立体感を出したい方にはSEE/SAWクリアオイル♯がおすすめで、パーマヘアにしている人はかなりフィットします。


オイルが苦手な方や、重くなるのが嫌で使わなかった人でもクリアオイル♯なら動きのあるキレイな髪に仕上げることが可能になります。

　 SEE/SAWクリアオイル♭

まとまりを美しいスタイルに仕上げ、やわらかく面を整えるクリアな艶を出したい方はSEE/SAWクリアオイル♭がおすすめです。


特に、まとまりを優先するばかりに硬さやベタつきを諦めていた人でも、やわらかくサラサラ感を残したまま髪をキレイにまとめることが可能になります。

香りと金額に納得できる人はおすすめ

では、これまでの解説のまとめとして、「利用すべき人」「そうでな人」を紹介して終わりたいと思います。


結論としては、SEE/SAWヘアケアシリーズは「機能・効果」は揃った製品なので、「香りと金額」に納得できない人は利用しないほうがいい商品になります。

香りは個人の好み

ヘアケア商品はどれだけ製品が優秀でも「香りが好きになれない」という人にはどうあってもおすすめできません。


このあたりは個人の好みになってしまうので香りが好きになれない人は無理に使う必要はないかなと思います。

SEE/SAWヘアケアシリーズは若干お高め

サロン専用品は一般のヘアケア製品に比べると「機能・効果」は圧倒的なので当然高額になります。

　 しかし、金額で決めるのはナンセンス

上記の内容を考慮し考えることも大事になります。


多少のお金を払い「今だけではなく将来的にもキレイな髪を保つのか」or「お金を掛けずボサボサでトラブルの多い髪で過ごすのか」といったことも考えてみてください。

まとめ：キレイは1日してならず

いかがでしか？


今回は「【現役で利用中】SEE/SAWヘアケアシリーズの口コミ評判を理容師が徹底解説」でした。

繰り返し使うことで効果を実感できる

よくある失敗で「1ヶ月使ったけど微妙……」という口コミがありますが、美容に関する製品の効果を実感するには時間が掛かることは全然あります。


たとえばですが、これまでまったく髪の手入れをしていない人がSEE/SAWヘアケアシリーズを使った途端「スゴイ変わった！」と実感できると思いますが、髪の手入れを定期的に行っている人がSEE/SAWヘアケアシリーズに乗り換えたところで感動的な効果は実感できないと思います。


しかし、使い続けることで違いに気づき「SEE/SAWのほうがいいかも」と思う部分が出てくるかもしれませんので、早合点するのではなくある程度の期間は利用することをおすすめします。